2012年10月4日木曜日

紀州備長炭のメンテナンス 煮沸する方法

紀州備長炭は、天然成分100%、身近な生活の中でとってもお役立ちの道具です。

燃料としての用途を除いても、

などなど、これ以外にも、もっとたくさんの使い方があります。

紀州備長炭を効果的に使うためには、消臭・空気清浄・お水の浄化の用途にはメンテナンスが必要です。

なぜって?

それは、備長炭には目には見えない程の小さな小さな穴がたくさん開いていて、その中に空気中の汚れ、においの分子、水中の汚れが吸着されて、消臭、空気清浄、お水の浄化が出来るという仕組みなのです。備長炭の中の穴が塞がると、効果が落ちてしまいます。

そこで、効果を復活させるための対策が『 煮沸 』なのです。

お水やご飯に使ったり、マドラーとして飲み物を混ぜる時、また、お風呂に入れて使う時には、使う前に煮沸することをオススメします。備長炭の空気清浄力は抜群ですので、輸送中にも周りの空気を吸い込んで浄化しているはずですので、お口に入る用途で使う場合は特に、ちゃんと煮沸をしましょうね。

それでは、実際に煮沸の仕方をご紹介します。

用意するものは、煮沸する備長炭、備長炭が入るサイズのお鍋、水道水、加熱用のコンロ 以上です。

1. 備長炭を鍋に入れて、お水を入れます。お水の量は、備長炭が頭まで浸かるぐらいにたっぷり入れます。

2. コンロにのせて火をつけます。


3. 沸騰してきたら、そのまま10分ぐらい泡がボコボコしているのを見守ります。泡の勢いで備長炭の中に詰まっているものが取り除かれます。

既に使っている備長炭を煮沸する時には、必ず換気をしましょう。備長炭の中に貯まった匂いや汚れは、水蒸気にのって空中へ舞い上がります。もし、換気をしていなければ、部屋の中に充満してしまいます。おそろしや~!


4.10分ぐらい経ったら、お鍋をコンロから下ろして熱湯を捨てます。熱いので気をつけて下さい。熱いまま、水を上からかけなければ割と早く乾きます。



5. そのままお皿やザルなどに移して乾燥させます。



これだけです。簡単だと思いませんか?

乾燥させる場所は、風通しの良い場所でしたらどこでもかまいません。

お風呂に使う場合は、風呂場を乾燥させるときに、どこかへ吊るしておいて一緒に乾燥させてもOKです。

天日干しでも大丈夫。夏場はカンカン照りのお日様の下でしたら、2~3時間でしっかり乾いてしまいます。

備長炭は定期的に煮沸をして、リサイクルしながら長く使って下さいね。





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